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歯科インプラント治療 歯の移植

 Contens
 インプラント治療とは  
  なぜインプラントなのか、インプラント治療のメリット
 注意事項
  埋入手術について
  インプラント治療後について
  治療後のメンテナンスについて
 当医院でのインプラント治療 
 治療費について
​ 歯の移植治療について
 

​インプラント治療とは

 

何らかの理由で歯を失ったところの歯茎に、人工の歯根を埋め込み、それに人工の歯を固定し、歯の機能を再現する治療のことをいいます。
何らかの理由とは、歯周病、虫歯、外傷、歯根破折、積極的治療による抜歯、先天性欠損などが考えられます。
人工の歯根(インプラントフィクスチャー)はチタン合金で製造され、歯茎(歯槽骨)に埋め込んでも、人体に影響はありません。骨折の際のプレートや人工関節などもチタンが使用されています。

 

    インプラントフィクスチャー(人工歯根)と人工の歯の模式図

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

インプラント治療のメリット

歯が欠損した部位への治療、対処としては次の5つの選択があります。

 1 入れ歯 
 2 両隣接歯でブリッジ 
 3 何もしない 
 4 インプラント

 5 歯の移植
 

 

 

                         ブリッジの模式図

 

以前まではブリッジが主流でしたが、支台となる歯を削らなくてはならないこと、場合により歯の神経(歯髄)をとってしまわなければならないこと、磨きにくく歯周病の原因になることもあるということ、支台となる歯への負担(咬合力)が増すことなど、非常にデメリットが多いと考えられます。
 入れ歯は装着したときや、食事の際の違和感が強い、しゃべりづらい、審美性の問題などいろいろな理由で受け入れられにくいようです。
 歯が欠損したところを何もしないで放っておくと、前後の隣在歯は傾き、対咬する歯は突出し、歯の並びが乱れ、かみ合わせが悪くなります。その後の治療にも悪影響を及ぼします。
以上のデメリットをすべて解決したのがインプラント治療です。総合的に考えると、インプラント治療が第一選択となることに異はありません。

歯の移植に関しては条件が限られてきます。詳しくは歯の移植ページを参照して下さい
 

 インプラントのメリットは上述したとおり、違和感がなく、審美的機能的にも天然の歯とほとんど同じように再現でき、他の歯に負担を求めないというところです。
 

注意事項
 

インプラントはどれだけもつのか
 インプラント治療した歯がどれだけの期間、その機能と状態を維持できるかは、はっきりと答えることができません、予後は個人によって変わってきます。ただ数年などそのような短い期間ではありません。長く期間違和感なく咬めるつようにリスクを減らしいろいろな治療を行っています。
 すべての場合ではありませんが、長くインプラントが維持できるように歯茎(歯肉)や歯槽骨、かみ合わせなどを外科的に治療にて変化せることもある程度は可能で、歯周外科治療を併用しているのも確かです。

またインプラントの治療後の永続性にリスクのある場合はインプラントをあきらめ入れ歯やブリッジで治療したほうがいい場合もあります。 
 結果的に10年を超えても、十分に問題なく状態が維持されているかたも多くおられます。
 検査、診査などで、リスクがある場合はカウンセリングの際にご説明させていただいております。

 


 インプラント治療は虫歯治療のように簡単に誰でも可能なわけではありません。

下述のような必要処置や治療後の注意事項などがあげられます。またインプラント治療を行う際は、治療を行う部位だけを見るのではなく、全体の歯周状態や管理状態、かみ合わせ、ブラキシズムの程度など総合的に判断することが必要になります。
 

実際の治療(埋入手術)について

 インプラント治療ではインプラントフィクスチャーを歯槽骨(歯茎)に埋め込む際に手術を行う必要があります。
局所麻酔にて日帰り(1~1.5時間程度)手術で行います。
 1回の手術で1~2歯分のインプラント手術が可能です。それ以上の複数歯分の手術が必要な場合は複数回に分けて手術が必要です。
不安のある方や、全身疾患のある方はインプラント治療をあきらめなければならない場合もあります。
 インプラントは歯茎の骨(歯槽骨)に埋め込むため、歯槽骨の量によっては、インプラント治療ができないか、または骨の量を増やす手術が必要になる場合があります。
 またインプラント周囲の歯茎の状態によっては歯肉移植などの歯周外科手術が必要な場合があります。

 

 

                            

                           インプラントフィクスチャーを埋入し

                           歯肉が安定したところ

                           埋入手術から3か月程度   

 

 

 

 

 

 

 

 

                           アバットメント(支台)を装着したところ


 


 

 

 

 

 

 

 

                           最終的な歯を装着したところ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

インプラント周囲炎について(インプラント治療後の特徴)

 インプラントフィクスチャーや人工の歯は虫歯にはなりませんが、天然の歯と同様に歯周病になる可能性は十分考えられます。天然の歯以上にメンテナンス、ケアをしないと歯周病のように、フィクスチャー周囲の歯槽骨が吸収し、インプラントを維持できなくなります。進行してしまうとインプラントを除去しなくてはいけないようになってしまいます。

インプラントを行う部位以外の歯茎が歯周病である場合はその治療も必要になります。


治療後のメンテナンスについて

 治療後のメンテナンス、ケアは必須です。毎日のブラッシング、3ヶ月毎の歯科医院でのメンテナンス
(歯科医院での専門的清掃、かみ合わせのチェックなど)をおこたると、状態を維持できなくなることがあります。

 

その他
 ブラキシズム(食いしばり、歯ぎしり)の強い方は、その力からインプラントを守るため、専用に製作したマウスピースを装着して就寝してもらわないといけません。
 強いブラキシズムはインプラントを破壊する原因の最も主要な要因です。他の歯やかみ合わせの状態からインプラントではなく入れ歯やブリッジのほうがいい場合もあります。

 

 インプラント治療、インプラントの予後に好ましくない要因

  ブラキシズム、喫煙、口腔衛生不良など

  歯並び、上下の咬み合わせなどインプラント治療が不可能な場合もあります。

  ある程度はカウンセリング時、検査後にお話しできます。

 

 

草津中央歯科クリニックでのインプラント治療について

 草津中央歯科クリニックでは、インプラント治療を希望される患者様にたいしては、まず治療の説明、カウンセリングを行います。その後治療に同意されると検査、診断に移ります。

 

 検査内容(インプラント治療関連)

 治療シュミレーション 模型診査
  口腔内全体の型を採り、模型を作成します。最終的に入る歯の形態や位置を考え、インプラントフィク

  スチャーの埋入手術位置を決定します。また手術時に適正な位置に埋入できるようにガイドとなるサー

  ジカルステントを作成します。

 レントゲン検査
  パノラマレントゲン撮影
  大まかな歯槽骨や顎骨の状態を2次元的に診査できます。
  歯科用CT撮影
  歯科用CT画像では歯槽骨を3次元的に診査できます。これによりフィクスチャーの形状、太さ、長

  さ、埋入角度など決定します。手術精度の向上、手術時間の短縮など非常にメリットが多く、安全に埋

  入手術が行えます。

  撮影は他院に依頼をいたします。

  当クリニックではインプラント治療を行われる方全員にCT撮影をお願いしています。

 その他 

  必要であれば血液検査、金属アレルギー検査など、他科に依頼をする場合もあります。
 
 検査、診査、診断後にその説明、報告を行い、埋入手術日を決め埋入手術を行います。


埋入手術後、治療期間、メンテナンスについて
 
 埋入手術後は数回経過をみさせてもらい、3~6ヶ月間フィクスチャーが歯茎(歯槽骨)になじむのを待って、歯を装着する土台(アバットメント)そして歯を製作していくという流れです。
アバットメント、歯を製作するのは1~3か月程度かかります。

インプラント周囲の歯肉の状態が不十分な場合は、歯肉移植手術が必要となりますが、インプラント埋入手術がすんでから行います。

 歯を製作固定後は3ヶ月毎のメンテナンス、ケアに移ります。メンテナンス内容はインプラント周囲の専門的清掃、アバットメントスクリューの点検、かみ合わせのチェック、調整などです。

 

 

治療費について

インプラント治療はすべて健康保険適応外で全額自己負担になります。(1歯あたり税別額)
すべて、検査、診査、診断費、材料費込です

 フィクスチャー埋入手術       200,000円
 カスタムアバットメント(チタン)   50,000円

 カスタムアバットメント(ジルコニア) 60,000円
 セラミックメタルボンド冠       80,000円

 オールセラミック冠(ジルコニアベース)90,000円
 インプラント歯周外科         20,000円~
 インプラント検査、診査、診断のみ   20,000円
 インプラント用CT撮影用(依頼他院にて) 12,000~15,000円

歯の移植治療について

 自家歯牙移植

 歯の移植とは、何らかの理由(歯周病以外)で歯を抜かなければならなくなったとき、ご自分の他の部位(ほとんどが親知らず、第三大臼歯)の歯を、抜いた部位へ移すという方法です。

 歯を抜かなければならない時というのは
 歯の根の破折、根に及ぶ虫歯、歯の根の先の病気など

  歯の周囲の骨(歯茎)に問題はなく、歯や歯根に問題がある場合です。
 かみ合わせに参加していない親しらず(第三大臼歯)を利用しますので、治療部位もほとんど奥歯に限定

 されてきます(大臼歯)。
 

 どんな場合でも、どんな親知らずでも利用でき、移植ができるかというと、そうではありません。
 抜くべき歯の周囲の歯肉状態、歯ぐきの骨の状態、親知らずの根の形態など、条件がそろったときのみ

 に可能な方法ですので、十分な検査、診断が必要になります。
 条件がそろえばブリッジや入れ歯、インプラント以外の方法として非常に有効な治療であるので、歯の移

 植が可能かどうか歯科医師に積極的に相談してもいいと考えます。
 歯の移植はほとんどの場合、健康保険適応の治療です。

 移植した歯はどこまでもつのか?

 残念ながらすべての移植した歯が永続的に天然歯と同じようにとは言い切れません。

 少数ではありますが移植後数年でぐらぐらしてきたり、歯周病のような感じになってくることもありま

 す。

​  リスクは十分考えたうえで歯科医師と相談しましょう。

 

休診日
​木曜日 日曜日 祝日

アクセス

滋賀県草津市上笠2-32-3

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