顎関節症 ブラキシズム 

 

Contens

 ブラキシズムとは 
 歯の接触癖TCH(Tooth Contacting Habit)
 ブラキシズムの悪影響、特徴 
 ブラキシズムへの対応                

 顎関節症(TMD)

 

 

ブラキシズムとは

 ブラキシズムとは無意識下の歯ぎしり、食いしばりのことをいいます。

 主に歯や歯周組織(歯肉、歯茎の骨)、インプラントに問題になるのは寝ている間のブラキシズムです。

 寝ている間のブラキシズムは多くの方にみられます。軽いものから激しいものまで人により程度があること、寝ている間ずっと行っているわけではなく、頻度や持続時間もひとによりことなることなどからあまり自覚はなく、他覚もすくなく、重要視されにくいのが現状です。

 動物の習性と考えるとブラキシズムは自然な現象と考えられます が、人間をみると特に非常に激しく、日常的、習慣的になることがよくみられ、歯や歯周組織に悪影響を与えていることが多く見られます。寝ている間は咬みしめる筋肉への制御が抑制されるため、ブラキシズムで咬みしめている力は起きている時の3倍にもなるといわれています。歯や歯周には異常な力が加わることになり ます。
またその間は咀嚼筋群(特に咬筋や側頭筋など)に異常緊張(収縮)がおこっており、顎関節症、頭痛の原因の一つとなっています。

強いブラキシズムの原因のうちのひとつに社会的なストレスなどありますが、確定して原因がはっきりわかっているというわけではありません。したがって対処もブラキシズムをやめさせることを目的としていなく、対症療法(上下の歯が接触するのをさけるようにすること)、歯に加わる力を分散させることを半永久的に行うという方法になります。 

 

歯の接触癖(TCH:Tooth Contacting Habit)

 

 何もしていない時でリラックスしているときは通常上下の歯は接触していません。咀嚼筋(口を開閉する筋肉群)のニュートラルポジションとでも言いましょう。唇を閉じても歯は接触しません。前歯でいうと1~2ミリ開いた状態です。歯が接触するのは、食事のときだけで、時間に換算しても1日30分にも満たないでしょう。もちろん会話の途中でも接触しません。
しかし、そうでない人がたくさんおられます。仕事や勉強、など集中しているとき、またそれ以外のいろんな状況下で無意識に歯を接触させている、咬みしめている方がいます。歯を接触させることは、非常に簡単で何でもないことですが、これだけでも咀嚼筋群は十分に働いているわけです。

これが日常的に、時間が長く、また長期間つづくと筋肉は疲労し、顎関節への負担が増え、ちょうどブラキシズムと同じ症状があらわれることがあります。
本人に自覚がない場合もあり、癖のようになっていることが多いですが、意識して改善しようとすることで、ある程度改善はできます。

ブラキシズムの悪影響、特徴

 

ブラキシズムが歯や歯周組織に与える影響はいろいろあります。

 歯そのものへの影響
  歯の異常な咬耗 歯の動揺 知覚過敏 歯の楔状の欠損 歯の破折 歯列の変化
  金属、セラミックなどの修復物の脱離、破損 治療した歯の歯の根に及ぶ破折

 歯周組織への影響
  歯槽骨の吸収、歯肉退縮 歯周病の進行

 顎関節症状
  口を大きく開閉する際、カクッカクッと音がする、ひっかかる
  大きく開けようとすると痛みが出て開けられない
  朝起床時に首周りや耳周囲からあごにかけてだるさや痛みが生じる


 特にブラキシズムが日常的に強い方によく見られる症状は歯の咬耗です。

 

 

  

 ブラキシズムは軽度で、あまり症状や所見が軽度であれば、何も特別な介入は行いません。
 特にブラキシズムによる力で、歯や歯茎が耐えられないと判断したときやその可能性があるとき、顎関節症

 状があるとき、本人の希望があるときなどは対処します。

 ブラキシズムによる力に耐えられない場合
  歯周病が中程度以上進行していて、具体的には軽度でも動揺(ぐらぐらする)する歯が見ら  れる場合
  歯の咬耗がひどい場合
  すでに歯の欠損が多く、残ってる歯が少ない場合
  セラミック修復や、インプラントにより歯を入れている場合 などです
 

 ブラキシズムへの対応

  スプリント:治療用マウスピース
 ブラキシズムへの対処は歯型を採り、上の歯、歯列にあわせて、マウスピース様の装置を製作します。

 レジンという樹脂材料で、硬いものです。 歯科では一般的にスプリント型ナイトガードと呼んでいす。

 これを寝る時に装着すると、歯が磨り減らないよう歯を守り、歯に加わる力を軽減させるようにすることが

 できます。

 装着した状態で、下の歯がスムーズに歯ぎしりできるよう調整をし、歯や歯周組織に加わる力を分散させま

 す。また咀嚼筋群にかかる筋への負担も軽減するとされています。

 

 

 

 顎関節症について

 

 顎関節症といっても種類がたくさんあるわけですが、一番多く、日常的に歯科医院で診察をしているのが
Ⅰ型顎関節症に分類されるおもに咀嚼筋の疼痛や軽度の口の開閉障害がみられるような場合です。


 特に前述してきたブラキシズムなどとの関連が多く、治療はスプリントを製作、装着してもらうことから始めます。
 顎関節症はかみ合わせ、歯列不正などが原因となることはほとんどないことがわかってきました。またⅠ型の顎関節症は期間の違いはあるものの、ある程度は自然に収束していくこともわかっています。
 一般の歯科医院では、症状の緩和を目的とした治療になります。またレントゲン撮影などで、顎関節に異常がみられる場合などは、高次医療機関の口腔外科顎関節症外来へ治療を依頼することもあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



時々見かける、突発的な顎関節症状
するめ、固いものを咬みすぎたことによる、顎関節部の痛み
風船をふくらましすぎによる、咀嚼筋の痙攣(耳の手前付近)
大きい声の出しすぎによる顎関節部の痛み 
これらはそれぞれ理にかなっており、普段あまり使わない筋肉を急に、激しく使用した結果によるものであると考えます。特別安静にすることで症状は緩和してきます。

草津中央歯科クリニック

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